マウイ島ラハイナのフロントストリートから

海側に一本入った場所にある

ラハイナ浄土院。

1930年に設立した浄土院には

大仏や三重塔が立ち並び

ハワイに日本の文化が深く根付いているのが

よくわかります。

道を隔てて海側の丘に

砂まみれになっている墓石が

たくさん並んでいます。

よく見ると日本人の名前が。


明治移民としてハワイに渡った

先人達のお墓「パウピハ墓地」です。

「ハワイに行って一旗揚げ、故郷に錦を飾る」

ことを夢見てこのマウイ島に渡ってきた先人達。

しかし現実は、白人たちが所有する

パイナップルやサトウキビ農場で

奴隷のような扱いで過酷な労働の毎日でした。

給金をためて、故郷に戻り

家族を豊かにする志には程遠い生活。

そして、無念にも亡くなられた方々。

お墓の先は、太平洋

その先は日本。

そうです、

そして日本に向いて墓石が立ち並びます。

「魂だけでも日本に戻ってもらいたい」

ご家族や同胞たちの願いだったのでしょう。


私は、道を隔てた場所で

多くの墓石に向かって手を合わせました。

「皆様、お疲れ様でした。

そして、本当にありがとうございました」

先人達の無念さを知り

そして

先人達が切り拓いた道に感謝。