「赤めだか」を読んで、嫉妬とは何かを教わる

mahalostevek/ 6月 24, 2010/ 日常・雑感/ 0 comments


こんにちは!!
ロミロミの父こと
マハロ片山です。

昨年、人形町のBOOKS PISMOで
立川談春著「赤めだか」
を購入し
目を通したら止まらなくなり、一気に読み上げました。

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立川談春とは落語家で、立川談志の弟子です。

談春が高校時代に落語家をなることを決め
高校中退を決意し、立川談志の弟子入りするところから
入門後、新聞配達をしながらの前座修行していく日々を
瑞々しく描かれています。

最終章の話には、思わず涙しました。

落語のことを知らなくても、青春期として是非読んでいただきたい一冊です。

談春の前座修行中、弟弟子が入ります。

高田文夫の推薦で弟子入りした、大学卒の立川志らくです。

談志師匠は、志らくを「あいつはいい!!」と言って可愛がります。

談春は談志師匠と志らくに対し、なんともいえない感情を持ちます。

そして「志らくにだけは負けたくない、利用してやる」という気持ちを
持ち始めます。

その翌日、談志が談春に言った言葉を聞いて気づきます。

そして、談春は志らくとつるみます。

談春は志らくと行動を共にすることで
彼のプライベート・考え方を理解します。

そして、お互い切磋琢磨し二つ目になり
やがて、志らくに真打に先に昇進されたりしますが真打になり
現在の「チケットが瞬間で売れる落語家」に成長します。

談志が談春に言った言葉を引用します
ヤッパリ、行動なんです!!
******
翌日、談春(ボク)は談志(イエモト)と書斎で二人きりになった。
「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」と云った。

突然談志(イエモト)が、
「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、
自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。
一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。
しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。
芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。
だがそんなことで状況は何も変わらない。

よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで
仕方ない。 現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。
そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。
現状を認識して把握したら処理すりやいいんだ。
その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」
志らくとつるむようになった。
(立川談春著「赤めだか」扶桑社刊より)

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